以前の記事、
『この記事の中にある白バックの写真はどうやって撮ってるの?』
そんな疑問をいただきました。
この写真のこと。↓↓↓↓
実はビックリするくらいアナログな方法で撮ってますよ!
今回は、ストロボも編集ソフトも一切不要!
撮って出しで『超簡単白バックの撮り方』を紹介していきます!
そもそも白バックって?
『白バック』とは、商品撮影などによく使われる撮影方法で、その名の通り背景を真っ白にして撮影することです。(だいたい分かりますよねwww)
こんなやつ。↓↓↓↓
白バックの写真にはこんな効果があります。
①商品をよりきわ出たせることができる。
②商品が浮いたように見える。
そのため、いろんな通販サイトなどで白バックの商品写真を見かけるかと思います!
『メルカリ』や『ヤフオク』などの商品撮影にも最適ですね!
白バックで撮るには、
①スタジオに入り、白ホリでストロボを2灯・3灯使い撮影する。
あるいは、
②商品撮影後にPhotoshopで加工する。
などの方法があります。
しかし、
『そんなストロボとかPhotoshopとか持ってないし…そもそもそんなマジな撮影望んでないし…』
って方のために、
ミラーレス1台とお家にあるものだけで、簡単に撮れる白バックの撮り方を紹介していきます!
白バックに必要なものは?
白バックに必要なものは…
①デジカメ(必須ですwww)
②背もたれのある椅子。(ひじ掛けもあれば尚よし)
③白シャツ。(柄なしのカッターシャツなど)
④窓辺。(昼間限定)
この4点が揃えば完璧です!
どう使うかなんとなく想像がつきましたか?
次の章で詳しく見ていきましょう!
さっそく白バックで撮ってみよう!
上記の4点が揃ったらさっそく『即席MYスタジオ』を作りましょう!
手順はこの通り!
①窓辺に向けて、背もたれ付きの椅子を置く。↓↓↓↓
②椅子の上に白シャツを敷く。↓↓↓↓
以上!『即席MYスタジオ』の完成です!www
超簡単でしょ!
この『即席MYスタジオ』に撮りたい商品を置けばOKです!
こんな感じ。↓↓↓↓
『ウソだぁ〜、こんなので絶対あの写真は撮れないでしょう』
ってバカにしたでしょ??www
実は本当にこれで撮れるのです!
証拠写真がこれ。↓↓↓↓
ねっ!これでこんな風に写るのです!
この時撮った写真がこれです。↓↓↓↓
編集一切なしの撮って出しです!
カメラの設定は?
その時の天候やお部屋の環境などによってかなり違いはあると思いますが、おそらくあなたが思ってる以上に明るい設定にしてますよ。
基本は商品撮影なので被写体の中でボケが出ないように、少し絞ってます。(F6.3)
背景が『白飛び』するまで設定を明るくします。
ISOは思い切って3200まで上げ、SSは出来るだけ遅くして明るさを出してます。
⬇️SS…1/40 F…6.3 ISO…3200
SS…1/40まで遅くしましたが、これでも背景が飛びきらず、シャツのシワが残ってますね。
もっとSSを遅くして明るくしてみましょう。
⬇️SS…1/15 F…6.3 ISO…3200
SS…1/15だと完全に背景が白飛びして白バックが完成しましたね!
唯一の条件。
一つだけ条件があります。
それは、
直射日光だと、どうしても何らかの『影や濃淡』が出ます。
こんな感じ。↓↓↓↓
レースのカーテンの影が出たり、白シャツのちょっとした凹凸が影になったりして思うように撮れません。
こんな時の対処法は???
素直に諦め、別の日に撮りましょう。。。www
白シャツ最強伝説!?
実は白シャツにたどり着くまでにいろいろ試してたので、そちらも紹介しておきます。
①Tシャツ。
白いTシャツでも試してみたのですが、イマイチです。
Tシャツだと毛羽立ちますね…↓↓↓↓
②織り柄のある白シャツ。
白シャツでも柄が入ると…↓↓↓↓
普通に写っちゃいますね。(白飛びさせれば大丈夫と思ってたのですが、ピント位置だけはしっかり写ってました)
③コピー用紙。
A4のコピー用紙(2枚)はどうでしょう?
境目が出ちゃいますね…↓↓↓↓
背面と座面でどうしても明るさに差が出てしまいます。
④やはり白シャツ最強!?
いろいろ試した結果、無地白シャツが最強でした!
そして白シャツの置き方は、
・背景と座面をなるべく滑らかにすること。
・サイドは、ひじ掛けに乗せ『おわん状』にすること。
こんな感じ。↓↓↓↓
こうすることにより白シャツがレフ板の役割をしてくれて、光がより綺麗に回ってくれます!
今のところこれが、最小限でできる理想的な『即席MYスタジオ』です!
白バックでいろんなものを撮ってみよう!
①リング。
⬇️SS…1/40 F…6.3 ISO…1600(少しグレーがかってますね…)
⬇️SS…1/40 F…6.3 ISO…3200(ISOで明るくしてだいぶ綺麗になりました)
⬇️時計。SS…1/30 F…6.3 ISO…3200
⬇️SS…1/30 F…6.3 ISO…3200
⬇️サングラス。SS…1/80 F…6.3 ISO…3200
⬇️ボールペン。SS…1/15 F…6.3 ISO…3200
⬇️SS…1/15 F…6.3 ISO…3200(左手でペンの上を支えてます)
今回使用したレンズ。
この撮影に関しては、レンズは標準キットレンズでも十分撮れると思います。
あえて言うなら近くに寄れるレンズの方が撮りやすいでしょう。
今回僕が使ったレンズはコレ↓↓↓↓
EF-M 28mm F3.5 マクロ IS STM
マクロレンズは近くまで寄れるので『もの撮り』にはオススメです!
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