先日公開したハウステンボスの『世界フラワーガーデンショー』の記事。
『室内の写真は、どんな設定で撮ってますか?』
との質問をいただきました。
そこで、今回は室内のカメラの設定のお話をしたいと思います。
室内撮影の合言葉は『暗い写真よりも明るい写真!』
室内での撮影のポイントは、
これを心がけましょう!
どういうことか?
まずはこの2枚の写真を見て下さい。
どちらの写真がお好きですか?
好みはあるかと思いますが、
僕は前回のブログで、下の写真を採用しました。
下の写真の方が、
明るいので、華やかさと透明感があります。
そう!
室内撮影の一番のポイントは明るく撮る事です!
意図してアンダーな写真を撮るなら別ですが、そうでないならば、
これが室内撮影の合言葉です!
室内では思い切ってISOを上げてみよう!
『じゃあどうやって明るくするの?』
先程の2枚の写真の設定を見てみましょう。
↓↓↓↓暗い写真。
SS…1/100 F…3.5 ISO…1600
↓↓↓↓明るい写真。
SS…1/100 F…3.5 ISO…3200
変えたのは1箇所だけ。
そう、ISOを変えてますね。
シャッタースピードと絞りはそのままで、
ISOを変えることにより明るくしてます。
ISO…3200というのは、夜景も撮れそうなくらいの感度です。
それくらい思いきってISOを上げて、明るい写真にしましょう。
この時の設定を解説すると…
→→一番明るい設定です。(F…3.5)
→→遅くしすぎると手ブレが発生します。
SS…1/60以下の時は要注意です。
SS…1/100以上あれば手ブレの心配はほとんどありません。
したがってシャッタースピードは1/80〜1/160ぐらいを目安にしましょう。
他の写真の設定も確認してみましょう。
↓↓↓↓SS…1/160 F…3.5 ISO…3200
↓↓↓↓SS…1/80 F…3.5 ISO…3200
↓↓↓↓SS…1/80 F…3.5 ISO…3200
どれも
①絞りは開放。
②SSは1/100前後。
③ISOはしっかり高め。
になってるのが分かると思います。
ISOを上げるとノイズが気になる?
『ISOは上げすぎに注意!』
そんな言葉を聞いたことはありませんか?
確かにISOを上げると、
表面がザラついたような画質になります。
(ノイズが出るという言い方をします)
このノイズに関してはカメラによって違いがありますし、
人によっても許容範囲が違ってきます。
したがって、一概にどこまでなら大丈夫!と言えないのですが、、、
例えば、
この写真を一つの例として見てみましょう。
ISO…3200ですが、ノイズが気になりますか?↓↓↓↓
思いっきり拡大するとこんな感じ。↓↓↓↓
木目のところに若干ザラつきを感じますが、
特大ポスターを作るのでなければ全く分からないレベルだと思います。
SNSやブログの投稿であれば何の問題もないでしょう!
ちなみにこのカメラは2012年製の初代EOS Mです。
最近のカメラなら、なお良くなってるはずですよ!
カメラの知識ばかりで頭でっかちになってる人はすぐにこう言います。
『ISOは上げすぎたらダメだ!』と…
確かにISOは低いにこした事はないので間違いではないのですが、
それによって暗い写真になってしまったら元も子もありません…
『暗い写真よりも明るい写真!』
僕は、この程度のノイズならば断然、明るい写真を選びます!
室内の撮影 まとめ!
→→室内撮影の合言葉です!
→→ノイズに臆することなく上げてみましょう。
意外と気にならないと思いますよ。
→→1/100ぐらいだとそんなにブレる事はないと思います。
1/60以下だと手ブレに注意しましょう!
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