『いつも写真がブレるんです…』
そんな方にぜひ読んで欲しい!
ブレの原因はシャッタースピードにあります!
シャッタースピードを理解してブレの写真から卒業しましょう!
ブレの原因はシャッタースピードだった!
まずブレには2種類のブレがあります。
①手ブレ
②被写体ブレ
どちらも原因はシャッタースピードの遅さです!
シャッタースピードを理解すれば、
『ブレ写真』から卒業できます!
さっそく、それぞれ詳しく見ていきましょう!
①『手ブレ』の原因と解消法!
手ブレは言葉の通り、
カメラを持つ手が動いてしまい写真がブレてしまう現象です。
この写真が手ブレの写真。↓↓↓↓
被写体は固定されたものなので、
これがブレてるということは、カメラを持つ手が動いたということですね。
ではこの時のカメラの設定を見てみましょう。
シャッタースピード(SS)が1/10になってます。
これは1/10秒間シャッターが開いてたということです。
1/10秒はかなり遅いシャッタースピードです。
シャッタースピードが遅すぎて手ブレが生じたということです。
つまり、
手ブレの原因は、シャッタースピードが遅すぎる!
ということです!
では、先ほどの写真はどのように撮ればいいのか?
シャッタースピードを速くすればOKです!
見ての通りブレてませんね。
ラインがピシッとして気持ちのいい写真になってます!
今回のカメラの設定は、
シャッタースピードを1/100秒まで速くしてます。
これなら手ブレも一切ありませんね!
『じゃあ、どれくらいの速さにすればブレないの?』
ズバリ、
シャッタースピードが
1/80以上は欲しいところです!
これはカメラやレンズの種類によって異なってくるので一概には言えませんが、
1/60以下の時は、要注意です!
逆に、1/100以上の時は手ぶれの心配はあまりしていません。
これぐらいの数値を一つの参考にしてみて下さい。
そして、あなたの機材でどこぐらいまでブレずに撮れるかを一度試してみるといいでしょう!
ちなみに望遠レンズはブレやすいので、
より速いシャッタースピードが必要になります!
目安として、
200mmの望遠レンズならば→→SS…1/200
300mmの望遠レンズならば→→SS…1/300
と言った具合に『1/焦点距離』を目安にするといいでしょう!
②『被写体ブレ』の原因と解決法!
被写体ブレはその名の通り、
被写体が動くことによってブレが生じる現象です。
この写真が被写体ブレの写真。↓↓↓↓
歩いてる人がブレブレですね…
手ぶれ写真との見分け方は、
動かないものがブレてるがどうかを見れば分かります。
上の写真だと、黄色いイスは一切ブレてませんね。
ということは、手ブレではないと言うことです。
(手ブレであればイスもブレてます)
この場合は、
被写体(人)が動いてることによる被写体ブレですね。
被写体ブレの原因は、
ズバリ、
動く被写体に対して、シャッタースピードが遅すぎる!
ということです。
先ほどの写真の設定は、
シャッタースピードが1/20秒だと
動く人が止まらずにブレてしまったということですね。
では、どのように撮ればいいのか?
歩く人に合わせてシャッタースピードを速くすればOKです!
ピッタリ止まりましたね!
今回のカメラの設定は、
シャッタースピードを1/1000秒まで速くしました。
すると動く人でも被写体ブレすることなく撮ることができました!
更にイメージを固めるために、
動く扇風機を撮ってみましょう!
シャッタースピードの違いによって
羽の写り方がどのように変化するのかを見てみましょう。↓↓↓↓
1/100…羽が完全に流れてしまってますね。
1/500…羽の形が見えてきましたが、ブレブレです。
1/1000…だいぶ止まってきましたが、まだブレてますね。
1/4000…完全に止めることができました!
高速で動く扇風機の羽にシャッタースピードを合わせると1/4000秒が必要だったということですね!
こんな具合に、
シャッタースピードを変えることによって、
動きものの写り方が変ってきます。
これで被写体がブレる原因が分かりましたね!
撮りたいものに合わせてシャッタースピードを変えていきましょう。
被写体の動きが速ければ速いほど、
シャッタースピードも速くしなければいけないということが分かったと思います。
『ブレ』のまとめ!
ブレには
『手ブレ』と『被写体ブレ』があります。
手ブレの原因は、
シャッタースピードの遅さです。
シャッタースピードが1/60以下になる時は、
手ブレが発生しやすいので注意しましょう。
被写体ブレの原因は、
被写体の動きに対してシャッタースピードが遅すぎるということです。
動いてるものの速さに合わせてシャッタースピードも速くしていきましょう!
(イメージは『扇風機の羽』ですね!)
これでブレの原因は分かりましたね!
早速、練習がてらいろんなシャッタースピードで撮影してみて、ブレの度合いを確認してみるといいでしょう。
必ず、現場で役に立ちますよ!
『シャッタースピード完全マスター』はこちらの記事。↓↓↓↓
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