冬のお花の代表格といえば『パンジー』
地面ギリギリに咲いているパンジー。それゆえに撮り方によっては可愛らしさが全く伝わりません。
今回はそんなパンジーの撮り方を体験談と共に分かりやすく解説していきます!
『パンジー』と『ビオラ』の違いって?
そもそも『パンジー』と『ビオラ』の違いって何なの?
調べてみたところ、
サイズによって呼び名が違うようです!
5cm以上 → パンジー!
5cm未満 → ビオラ!
だそうです。(ちなみに学術的には同じらしい)
今回はこの定義にもとづいて自分なりに『パンジー』と『ビオラ』を識別してます!
『パンジー』『ビオラ』の撮り方!
まずは特徴を理解しましょう!
ひまわりのように長い茎の先に大きなお花を咲かすわけでもなく、、、
桜のように木に咲くわけでもなく、、、
パンジーとビオラの特徴は…
・地面ギリギリに咲く。
・横に向かって咲く。
・わりと小さなお花。
これを踏まえた上で撮り方を見ていきましょう!
ポイントは3つです!
①目線は『小人目線』!
地面ギリギリに、横に向かって咲く、小さなお花を『人間目線』で撮っても、こんな写真になっちゃいます…↓↓↓↓(ビオラやナデシコが咲いてる花壇)
言うまでもなくこれじゃビオラの良さは全く伝わりませんね。
目線を変えてみましょう。
カメラを地面スレスレに構えてお花と同じ高さにしてみると…
こんな写真が撮れました。↓↓↓↓
一気に『ビオラワールド』炸裂ですね!
花壇の中に迷い込んだ『小人の目線』のような写真に仕上がりました。
そして『小人の目線』にすることにより、地面の土が写ることなく、画面いっぱいにお花を収めることができました!
横向きに咲くお花だからこその構図ですね!
例えばこれが上を向いて咲く『ナデシコ』のお花だったら…
こうなります。↓↓↓↓
横から撮ってもお花の顔が見えないですね…
ナデシコだと『小人目線』よりか少し高めの『ワンちゃん目線』ぐらいの方がいいのかもwww
こんな感じ。↓↓↓↓
しっかりと『ナデシコ』のお顔が見えました!
②『主役』を決めて撮ってみよう!
パンジーもビオラも小さなお花なので、引きで撮っちゃうと何を撮りたかったのか分からない写真になってしまいます。
それを避けるためにも『主役』をちゃんと決めましょう!
例えばこの写真。↓↓↓↓
ちゃんと『小人目線』になってるのですが、あれもこれも入れたくて引きで撮ってしまったがために、目の止まる場所がありません…
こういう場合は、『主役』をはっきりと決めて撮ってみましょう!
この場面だと、真ん中の紫のパンジーが撮りやすそうですね。
こんな感じで撮ってみました。↓↓↓↓
『主役』が一目瞭然ですね!
『主役』がはっきりすることによって目の止まる写真になりました!
③小さなお花こそ『ドアップ』で!
3cmぐらいの小さなビオラを、画面いっぱいに大きく撮るとまた違った魅力を発見できるかもしれません!
いつも使ってるレンズ、
このレンズで寄れるところまで寄って、最大限に大きく撮ってみました。
それがこちら↓↓↓↓
画面の1/4ぐらいですかね?まだ物足りないです…
これでもかなり寄れるレンズなのですが、これが限界です。
もっと大きく撮りたいですね!
こうなると『マクロレンズ』の出番です!
キヤノン EOS M 専用のマクロレンズ
このレンズで撮ると…↓↓↓↓
画面の1/2ぐらいを占めましたね!
でも、これぐらいはまだまだ序の口です。
実際このマクロレンズは、実寸以上まで大きく写すことができます。
1円玉もこの通り。↓↓↓↓
さぁ、『マクロの世界』はこれからです!
普通のレンズでは撮れない、ビオラの魅力に迫りましょう!
ホワイトとイエローが柔らかい雰囲気を出してますね。↓↓↓↓
ホワイトとパープルのコントラストが神秘的ですね。↓↓↓↓
小さなビオラをマクロレンズで撮ることによって、また違った雰囲気を出すことができました!
キヤノンの EOS M ユーザーなら、ぜひとも持っておきたいレンズですね!
EF-M 28mm F3.5 マクロ IS STM
『Amazon』『楽天市場』で探す。
このマクロレンズの『レビュー&作例』はこちらの記事に詳しく書いてます。↓↓↓↓
カメラの設定は?
カメラの設定は『マニュアルモード』を前提にしています。
『マニュアルモードって何??』って方はこちらの記事を参考にしてください。
初心者でも必ず分かるように解説してます。↓↓↓↓
まずはこの2枚の写真を比較してください。
⬇️SS…1/800 F…1.8 ISO…100
⬇️SS…1/4000 F…1.8 ISO…100
設定に共通点がありましたね!
そうです。どちらも
絞りとISOは何ひとつ変えてません。
変えてるのはSS(シャッタースピード)だけです!
さてどういうことでしょう??
絞りは・・・?
僕の中で『撮りたいお花のイメージ』として絶対的に譲れないのが、
『背景ボケ』や『前ボケ』の写真です。
前後をボカすことによりメインのお花がよりはっきりと際立ち、写真にも立体感が出てきます。
そんな写真が好きなんです!
そんな写真を撮りたいのです!
そのために必要な設定が『絞りを開放』にすることです!
したがって『撮りたいイメージ』から設定していくと、最初に『絞り』が決定しました!
ISOは・・・?
これは簡単です。
晴れた日の昼間なら
これに固定で問題ないでしょう!
SSは・・・?
さぁ、これで『絞り』と『ISO』は決定しました!
あとは『SS』で明るさを調整していきましょう!
液晶モニターを見ながらダイアルをクルクル回して好みの明るさにしていけばOKです!
おおよそですが
これぐらいを目安にして撮ってみましょう!
『パンジー』『ビオラ』写真館!
今回使ったレンズはこの2本!
⬇️SS…1/1000 F…1.8 ISO…100
⬇️SS…1/1000 F…1.8 ISO…100
⬇️SS…1/1000 F…1.8 ISO…100
⬇️SS…1/4000 F…1.8 ISO…100
⬇️SS…1/2000 F…1.8 ISO…100
⬇️SS…1/50 F…3.5 ISO…100(マクロ)
⬇️SS…1/60 F…3.5 ISO…100(マクロ)
⬇️SS…1/250 F…3.5 ISO…100(マクロ)
『パンジー』と『ビオラ』の撮りたいイメージが湧いてきましたか?
趣味の写真は基本的に『好きなものを好きなように撮る!』これに尽きると思います!
この記事が全てではありません。
今回の記事があなたにとって少しでも参考になれば幸いです!
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