3つの工夫でお花の写真は変わる!
『そんな写真、私も撮りたい!!』よくそんなことを言われます。
『こんなの誰でも簡単に撮れるよ!』決まってそう返してました。
でも最近になって分かったのですが、僕が長年のカメラライフで培ってきたことは、カメラを始めたばかりのカメラ女子からすると知らないことばかりのようです。
そこで、僕のカメラ知識を惜しげもなくお教えします!www
しかもなるべく専門用語を使わずに分かりやすく解説するので
少しだけお付き合い下さい。
まずはこの3つから!
お花を撮るときにこの3つを意識するだけで、写真は劇的に変わります!
①主役は一人に決める!
まずはこの2枚の写真を見て下さい。
この2枚を見ただけで『なるほど!』とうなずいたあなたは鋭いです!www
1枚目は、咲き乱れるコスモス。
一見『綺麗なお花畑〜!』なのですが、正直初心者がよく撮る写真です。
主役がないが故に、目の止まる所がありません。。。
これだと残念ながら、SNSでも一瞬でスクロールされておしまいです。。。
こうはならない為にも目が止まる写真を目指しましょう!
2枚目はどうでしょう?
あなたはどこに目が行きましたか?
1本だけ すうっと伸びるコスモスに目が行きませんでしたか?
『これはキバナコスモスさんですね♡。けなげで可愛いなぁ。。。』
SNSで、もしもこんなコメントが来たら嬉しいですよね。
撮影者はきっと泣いて喜びます!www
その為にも、主役を一人に決めて、目の止まる写真を意識してお花を撮ってみましょう!
②主役をド真ん中に持ってこない!
次は構図のお話。
これもなんて難しいことはありません。
『三分割構図』・・・
『対角線構図』・・・
『シンメトリー構図』・・・・
いろいろと言われてますが、こんな言葉を今すぐ覚える必要はありません!
覚えて欲しいのはたった一つだけ!それは、、、
『日の丸構図』
これは、日本の国旗『日の丸』に例えられた構図の名前です。
白いキャンパスのド真ん中に真っ赤な丸。
つまり、写真のド真ん中に被写体(お花)を持ってくる構図のことです。
これは非常に危険です!
というのも、素人が撮る写真のほとんどが日の丸構図になっており
『日の丸構図=素人=ダメ写真』
というレッテルを貼られてしまう可能性が非常に高いです。
ではどうすれば良いのか?
実際に写真で見て行きましょう。
↑このコスモスの写真がまさに『日の丸構図』
↓こうすると一目瞭然ですね!ド真ん中の⭕️にお花が来てます。
これだと構図に面白みがありません・・・
じゃあどうすればいいの???
答えは簡単です!
真ん中の⭕️以外にお花を持ってくればいいだけです!
例えばこんな感じ↓
途端に構図に面白みが出てきてプロっぽい写真になりましたね。
もう一度言います。
真ん中の⭕️以外にお花を持ってくればいいだけです!
簡単でしょ。
実はこの構図にするだけで、
『○○構図』だとか『○○分割法』だとかの立派な名前の付いた何らかの構図に属するハズです!www
改めてオリジナルを見てみましょう。
うん!
キバナコスモスさんの可愛らしさが際立って、目を引く写真になってますね!
これならSNSでも立ち止まって見てもらえることでしょう!
③水平を保つ!
最後はこれ。
言葉の通り『水平をきちんと保つこと!』
意外とこれが出来てない写真が多いのです。
特に、下記のものが写真に入ってるときは要注意です!
空
地面
地平線
建物
具体的に見ていきましょう。
例えばこの写真。(分かりやすく極端な例を使ってます)
明らかに斜めになってますね。
木が斜めになり、後ろの建物は右上がりになってます。
これだとどんなに素敵なシチュエーションであっても、素人のレッテルを貼られてしまいます。
それはなんとしても避けたいですね。
これは常日頃から水平を保つ意識を持つだけでずいぶん変わりますし、
画面を見ながら撮るのであれば、グリッド表示を使うのも一つの方法です。
画面に出てくるこの格子状のラインのことです。
これに合わせて水平をとればバッチリですね!
キヤノンのカメラならメニュー画面から選択できます。↓
それでは水平をきれいに保った写真を見てみましょう!
気持ちがいいですね!
水平に関しては、一度気になりだすと一生気になります!www
これを機会に水平を意識して写真を見てみて下さい。
斜めの写真が気になって仕方ないですよ。。。www
まとめ!
①このお花を撮るんだ!という主役をちゃんと決めること!
→目に止まる写真になります。
②主役はド真ん中から外すこと!
→構図が一気にプロっぽくなります。
③水平をきれいに保つこと!
→見てて気持ちの良い写真になります。
今回はどれも初歩的なことですが、写真を撮るにあたって一生つきまとってくる基本のことです。
カメラ歴が何年あろうがこれが出来てない人は上達しません!
これを機にこの3点を意識しながら写真を撮ってみて下さい。
必ず写真が変わります。そしていつの間にか無意識に出来るようになってます。
早速今日から試してみましょう!
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