お花を撮るにあたって、そのお花をいかに生かすかはあなた次第です。
お花を生かすには実は、
『背景ボケ』がとても重要な役割を果たしてくれます。
『ボケ』があることにより、お花の写真は劇的に変わるのです!
ワンランク上の写真を目指すなら『背景ボケ』にこだわりましょう!
今回は『背景ボケ』の4つのバリエーションを紹介していきます。
『背景ボケ』ってどういうこと??
『お花が主役なんだから背景なんて関係なくない?』
いえいえ実は、
『背景ボケ』があるからこそ主役が生きてくるのです!
例えばこんな感じ。↓↓↓↓
背景がボケることによって、主役がはっきりと際立ってるのが分かります!
たったこれだけで上級者っぽい写真に見えてきますね!
まずは撮影の際に、
『背景を作る』という意識をもってみましょう。
それだけで写真が変わりますよ!
『背景を作る』とは『余白を作る』ということです。
そしてこの『余白こそがボケ』と覚えておきましょう!
文章で書くよりも写真で見た方が分かりやすいと思います。
例えばこの写真。↓↓↓↓
中心以外の場所に主役のお花を配置することによって、
余白(ボケ)が生まれたのが分かりますね!
その余白(ボケ)を
どんな色にするか?
何をボカすか?
これが今回のキーワード『背景ボケ』ということです。
さっそく具体的に見ていきましょう!
『背景ボケ』4つのバリエーション!
①シンプルに『単色バック』!
②『カラフルバック』でガーリーに!
③『前ボケ』も背景のひとつ?
④幻想的な『黒バック』!
①シンプルに『単色バック』!
まずは、王道の単色バック!
『背景ボケ』を単色にすることにより、
シンプルにお花を引き立てることができます!
⬇️ピンクバック
⬇️グリーンバック
背景を単色にしてボカすことにより、主役のコスモスが引き立ってますね!
⬇️ブルーバック
淡い色のお花はブルーバックがよく似合います!
爽やかで可愛らしさが増しますね!
『青空バック』の撮り方はこちらに詳しく書いてます。↓↓↓↓
②『カラフルバック』でガーリーに!
カラフルなお花を背景ボケに使うと、
可愛らしくてガーリーな雰囲気になります!
⬇️カラフルバック
チューリップやコスモスはカラーが豊富なので、
ガーリーな『背景ボケ』が作りやすくてオススメです!
③『前ボケ』も背景のひとつ?
『前ボケ』とは、
主役のお花の手前にボケを作ることです。
⬇️前ボケ
『前ボケ』は、
グリーンの葉っぱやお花自体で『ボケ』を作ります。
(ボケさせたい物をなるべくレンズに近づけるとより綺麗なボケになります)
効果としては、
よりふんわりやわらかくしたり、
差し色でカラフルなイメージにしたりできます!
普通に撮って何か物足りないときに『前ボケ』を入れると一味違った写真になります。
そういった意味では『前ボケ』も立派な背景と言っていいでしょう!
『前ボケ』の撮り方をもっと知りたいって方は、こちらの記事に詳しく書いてます。↓↓↓↓
④幻想的な『黒バック』!
『黒バック』もお花を引き立たせる手法の一つですね!
⬇️黒バック
『黒バック』は、
カッコよく、妖艶な雰囲気を醸し出すことができます。
『そもそもこの黒バックの ”黒” ってどうやって作ってるの?』
黒い部分はズバリ『日陰』です!
バックを日陰にし、お花にしっかり露出を合わせて撮ると黒バックになります。
お花にだけ光りが当たってるような状況だとなお撮りやすいですね。
こんな場所で撮れます。↓↓↓↓
こういう状況を見つけたらぜひチャレンジしてみて下さい!
『黒バック』の撮り方はこちらの記事に詳しく書いてます。↓↓↓↓
『背景ボケ』カメラの設定は?
『背景ボケの写真』はその名の通り『ボケ』が必要です!
もうこのブログでは何度も言ってることですね。www
『絞りは開放』って何??って方は、こちらの記事を参考にしてください。
カメラ初心者にも必ず分かるように解説してます!↓↓↓↓
設定を決める順序は、
①絞りは開放!
②ISOは100〜200!
③SSで明るさを調整!
いつものこの手順でいいと思います。
『背景ボケ』にオススメのレンズは?
オススメはやはり『単焦点レンズ』です!
『ボケ感』を出すには、F値が小さい方がよりボケてくれます。
ズームレンズだとF値はだいたい『3.5〜5.6』ぐらいですが、これだとボケが弱いので、
できれば単焦点レンズで『F2.2』以下ぐらいのレンズがオススメです。
ちなみに僕が愛用してる単焦点レンズはこちら。↓↓↓↓
Amazon ・ 楽天市場 で探してみる。↓↓↓↓
このレンズの『レビュー&作例』はこちら。↓↓↓↓
F1.8なので面白いぐらいボケますよ!
しかもこのお値段!コスパは最高ですね。
キヤノンユーザーには是非オススメしてます!
『背景ボケ』まとめ!
主役のお花をより引き立てるために、
背景ボケ(余白)を作りましょう!
その余白(ボケ)をお花や葉っぱを利用し色付けしていきましょう!
背景をよりボカすために、
・『絞りは開放』で撮りましょう!
・レンズは、F2.2以下の単焦点レンズがオススメ!
これで、ワンランク上の写真が撮れますよ!
実例!『背景ボケ』写真館!
背景ボケ(余白)を意識しながら見てみましょう。
目を肥やすことも上達の近道です!
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