スポンサーリンク

マクロレンズを買おう!『選ぶポイントって何??』3つのポイントでマクロレンズの選び方を解説!

機材



お花の撮影をしてると欲しくなるのが『マクロレンズ』

今回はマクロレンズの知識と選び方のポイントを解説していきます。




マクロレンズを選ぶ3つのポイント!


そもそも『マクロレンズ』とは、、、

 

小さなものを大きく写すことができるレンズのことです。まぁだいたい分かりますね。

 

お花・アクセサリー・時計の文字盤など細かなものの撮影に使われます。

 

お花の場合は、しべや花びらを拡大して幻想的な雰囲気を作り出すのに効果的です。

 

 

特殊なレンズが故に選ぶポイントも通常のレンズとは異なってくるので、今回はマクロレンズを選ぶ3つのポイントを紹介していきます。

①『最大撮影倍率』
②『最短撮影距離』
③『手ブレ防止機能』

聞きなれない難しそうな言葉が出てきましたね。

 

でも大丈夫!分かるように解説します。そしてこれが頭に入ってると撮影の際にも役に立ちますよ!

 

それでも分かんない??って方はとりあえず『赤字』『赤線』のとこだけ読めば大丈夫です!www

 

じゃあさっそく聞きなれない2つの言葉から行きましょう。

 

マクロレンズのグレードを示す指標として2つの言葉があります。

 

『最大撮影倍率』と『最短撮影距離』です。

それぞれの見方はこちら↓↓↓↓

 

①『最大撮影倍率』

 


いわゆる本格的なマクロレンズは『最大撮影倍率』が1倍(等倍)のものをいいます。

 

そもそもマクロレンズの定義がどこからなのかは僕もよく分かりませんが・・・最大撮影倍率が0.5倍以上のレンズから『マクロ』という言葉が使われる傾向にあります。(ハーフマクロとか簡易マクロと呼ばれています)

 

この数値の見方ですが、

例えば1倍だと、1cmの被写体を1cmに写すことができます。

 

0.5倍なら、1cmの被写体を0.5cmに写せるということですね。

 

要は『最大撮影倍率』とは倍率が高い方がより大きく写すことができるという数値です!

 

ハーフマクロや簡易マクロだと初めは満足すると思いますが、必ず物足りなさを感じると思います。

 

せっかく購入するのならば、ハーフマクロや簡易マクロではなく『最大撮影倍率』が1倍のマクロレンズをオススメします!(結局言いたいのはこれですwww)

 

ちなみに通常のレンズは0.2倍前後なので1倍がいかにすごいかが分かると思います。

APS-Cのカメラでは数値以上に大きくなります。(1倍でも実際は1倍以上になります)ここでは詳しいことは割愛しますが、APS-Cだとより大きくなるのでマクロでは有利と思っていいでしょう。

APS-Cだと実際ここまで大きくなります。
カメラ・・・EOS M

レンズ・・・EF-M 28mm F3.5 マクロ IS STM

 

 


②『最短撮影距離』


『最短撮影距離』とはその名の通り、被写体にどれだけ近づくことができるかという指標です。正確に言うと、ピントが合う最短距離ですね。

 

望遠になるほど遠くなり、広角になるほど近くなります。

 

例えば、最短撮影距離が0.2mならば、20cmまで近づいてもピントが合うということです。

 

純粋にお花やアクセサリーなどを撮るときは最短撮影距離が短い方が撮りやすいと思います。

 

ただし、『コスモスに止まった蝶々を撮りたい』とかならば近すぎると逃げちゃいますので、少し距離があった方がいいかもしれませんね。まぁ、そもそもこの場面だとマクロよりも望遠の方が向いてそうですが…

 

使う用途にもよりますが、お花の撮影なら『最短撮影距離』は短い方が使いやすいでしょう!

『最短撮影距離』とは被写体からカメラのセンサーまでの距離のことをいいます。
被写体からレンズの先端までの距離は『ワーキングディスタンス』という言い方をします。

 

 

カタログで比較。

せっかくなので、実際にカタログの仕様表で2本のレンズを比較してみましょう。

 

①EF 50mm F1.8 STM

②EF-M 28mm F3.5 マクロ IS STM

 

たくさんの数字が載ってますが、今回見る箇所は2つだけ。分かりますよね?


 

メーカ−HPより拝借。


僕がいつも使ってる単焦点レンズ。(EF 50mm F1.8 STM)

『最短撮影距離』0.35m

35cmまで寄れるということですね!これでもかなり寄れる方のレンズです。

『最大撮影倍率』0.21倍

10cmのものを撮っても約2cmになるとういことですね。


が僕が使ってるマクロレンズ。(EF-M 28mm F3.5 マクロ IS STM)

『最短撮影距離』0.097m

カメラのセンサーから被写体まで9.7cmまで寄れます。指を伸ばせば届くぐらいの距離です。これならお花を捉えやすくて便利ですね!

スーパーマクロモードという特殊モードに切り替えると更に近づくことができます。

『最大撮影倍率』1倍

文句なしですね。

スーパーマクロモードだと驚異の1.2倍!これは相当幻想的な写真が撮れますよ!


あなたの気になるレンズをメーカーの仕様表で確認してみましょう。

キヤノンの公式サイト⤴️

ニコンの公式サイト⤴️ (ニコンの場合はマイクロレンズと呼ばれてます)

 

 

 

③『手ブレ防止機能』


『手ブレ防止機能』はマクロレンズにおいて必須です!

 

常に三脚に乗せて撮るなら別ですが、手持ちで撮るなら絶対にあった方がいいです。

 

マクロ撮影は1cm以下のものを撮ることも多々あります。先の1円玉の写真でも分かるように、APS-Cのセンサーだと1倍以上の拡大率になります。つまりほんの少しの動きでブレるような非常にシビアな撮影になります。なので、手ブレ防止機能は必須です!

 

『でも、手ブレ防止機能がついてるかどうかなんて分かんないよ??』

 

安心してください。ちゃんと目印があります。

 

レンズの名前の中にこのワードを見つけてください。

キヤノンなら『IS』(IMAGE STABILIZERの略)
ニコンなら『VR』(Vibration Reductionの略)

メーカーによって呼び名は違いますが、これが『手ブレ防止機能』のことです!

例)EF-M 28mm F1.8 マクロ IS STM

例) AF-S DX Micro NIKKOR 85mm f/3.5G ED VR

 

 

 

まとめ!

①『最大撮影倍率』は1倍のものを選ぶ!
②『最短撮影距離』は使う用途にもよるが短い方が被写体を捉えやすい!
③『手ブレ防止機能』は必須条件!
他にも『焦点距離』『絞り開放値』『重量』などポイントはたくさんありますが、まずは今回の3つのポイントを意識しながらあなたに合ったマクロレンズを探してみてはいかがでしょうか?

おまけ。オススメ マクロレンズ!

ここでは、初心者でも使いやすいマクロレンズを3本紹介します。


①キヤノン EF-M 28mm F3.5 マクロ IS STM(この記事のマクロ写真は全てこれで撮影してます。*ミラーレス専用です)

『最大撮影倍率』1倍~1.2倍

『最短撮影距離』0.097~0.093m

『手ブレ防止機能』アリ

CANON EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM

②キヤノン EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STM

『最大撮影倍率』1倍

『最短撮影距離』0.13m

『手ブレ防止機能』アリ

【送料無料】 キヤノン CANON カメラレンズ EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM【キヤノンEFマウント(APS-C用)】[EFS3528MISSTM]

③ニコン AF-S DX Micro NIKKOR 85mm f/3.5G ED VR

『最大撮影倍率』1倍

『最短撮影距離』0.286m

『手ブレ防止機能』アリ

AFSDXMC85/3.5EDVR ニコン AF-S DX Micro NIKKOR 85mm f/3.5G ED VR ※DXフォーマット用レンズ(24mm×16mm)



 

コメント