【素朴な疑問】にお答えするシリーズ。vol.5
今回の疑問は、
『キットレンズの18-55mm』と『単焦点レンズの50mm』どんな違いがあるの?
そんな疑問を解決すべく2本のレンズで同じお花を撮り比べてみました!
果たしてどちらの方がお花の魅力を引き出すことができるのでしょうか?
実際の写真を比較しながらそれぞれの特徴を見ていきましょう!
今回撮り比べたのはこの2本!
①ズームレンズ。
EOS Mのキットレンズ。
(現在は、EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM に変わってます)
②単焦点レンズ。
どんな違いがあるのかさっそく見ていきましょう!
『標準ズームレンズ』と『単焦点レンズ』撮り比べ!
今回の撮り比べは『ボケ具合の比較』をメインに検証していきます。
(比較しやすいようにズームレンズの方もだいたい50mm付近で撮ってます)
絞りはどちらも解放。
ズームレンズ…F5.6
単焦点レンズ…F1.8
この条件で同じお花を撮り比べました!
さて、お花がより綺麗に写るのはどちらのレンズでしょうか?
まずはビオラの花壇から。
①ズームレンズ。↓↓↓↓
密集して咲くビオラが可愛いですね!
②単焦点レンズ。↓↓↓↓
こちらは、ふんわりやわらかになってますね!
2枚並べるとこんな感じ。↓↓↓↓
前ボケのやわらかさと、背景ボケのなめらかさが全く違いますね!
ズームレンズは、少しごちゃごちゃしてます。
単焦点レンズは、メインがどれか分かりやすいですね。
シックなカラーの葉牡丹を見つけました。
①ズームレンズ。↓↓↓↓
②単焦点レンズ。↓↓↓↓
2枚を比較すると。↓↓↓↓
単焦点レンズは、ボケのおかげで背景が幻想的になってますね!
シックな葉牡丹を引き立ててくれてます!
少し早めの菜の花が咲いてました。
①ズームレンズ。↓↓↓↓
これだけ見るとなかなか綺麗な背景ボケですね!
ひょっとして単焦点に負けてないのでは??
そんな期待を抱きつつ単焦点を見てみましょう。
②単焦点レンズ。↓↓↓↓
あっ、やっぱり違う…
2枚並べてみると。↓↓↓↓
真ん中付近のグリーン(茎)のボケ具合が全く違いましたね…
やはり単焦点レンズの方が綺麗なボケでした。
梅の写真はどうでしょう?
①ズームレンズ。↓↓↓↓
背景ボケも梅のお花にしたのですが、何だかごちゃごちゃして騒がしい感じがしますね。
②単焦点レンズ。↓↓↓↓
あっ、スッキリ!
同じ構図でもやっぱり背景ボケが全く違いますね。
2枚比較すると。↓↓↓↓
単焦点レンズは、背景がスッキリしたおかげで、お花の輪郭がはっきりして立体感がでてます。
それに比べて、ズームレンズは立体感がなく、ベタっとした写真に見えます。
今度は空をバックに紅梅を撮ってみました。
①ズームレンズ。↓↓↓↓
もしかして、背景が空であれば、ボケ具合は関係ないのでは…??
②単焦点レンズ。↓↓↓↓
なんと!
ほぼほぼ似たような写真になったのではないでしょうか!
背景が空で、前ボケもなければ、F1.8でもF5.6でも大差はないということが分かりましたね。
ちなみに、
2枚を拡大してみると。↓↓↓↓
単焦点レンズの方はピントが甘いですね…
これは単焦点レンズだからという訳ではなく、絞りがF1.8だからです。
絞りの数値が小さくなればなるほどボケやすくなります。
ボケやすいということは、ピントの合う範囲が狭いということです。
そのためピント合わせがシビアになります。
ちなみにF1.8で撮ると、ピントが合ってないこともしばしば、、、
(正確には合っていないのではなく、若干でも前後に動くことによりピントの位置がズレてるのです)
僕はいつも同じ構図で3〜5枚撮るようにしてます。
そうすれば必ず1枚はドンピシャ合ってるものがありますよ。www
ボカす必要がなければ絞ってみるのもいいかもしれませんね。
より鮮明でくっきりした写真になると思います!
結果は…??
ボケ具合という観点からだけみると単焦点レンズのF1.8というレンズはお花の撮影には最強ですね!
・やわらかな前ボケ!
・なめらかな背景ボケ!
・主役をクッキリと引き立て、立体感のある写真になります!
お花を撮るなら50mmぐらいのF1.8の単焦点をぜひオススメします。
ケータイでは撮れないような、なめらかな背景ボケの写真が簡単に撮れ、一気に上級者っぽい写真になりますよ!
今回使った単焦点レンズはこちらです。↓↓↓↓
EF 50mm F1.8 STM
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このレンズのレビューはこちらに詳しく書いてます。↓↓↓↓
コスパは最高ですよ!キヤノンユーザーなら是非オススメします!
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