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【保存版・初級編】マニュアルモード。『①シャッタースピードをマスターしよう!』設定方法の図解付きで初心者にも分かりやすく解説!

カメラの設定

マニュアルモードとは、

①シャッタースピード

②絞り

③ISO

この3つをあなたの好みに合わせて撮影する撮り方です!

今回はこの中でも『①シャッタースピード』についてのお話をしていきます!

 

『②絞りのお話』はこちらの記事⤴️

『③ISOのお話』はこちらの記事⤴️

シャッタースピードって何??


シャッタースピード(SSと略されます)とは、

シャッターが開いてる時間のことです。

 

1/50・1/100・1/500・1/1000・1/4000

などという数値で表されます。(単位は秒)

 

1/50・1/500・1/4000

←←遅い          速い→→

ということですね。

 

 

シャッタースピードが変わるとどうなるの?

『じゃあ、シャッタースピードが変わると何が変わるの?』

ひとことで言うと

『明るさが変わります』

 

シャッタースピードが遅いとそれだけたくさんの光が入ってくるので明るくなります。

シャッタースピードが速ければ光が一瞬しか入ってこないので暗くなります。

 

こんなイメージです。↓↓↓↓

1/50・1/500・1/4000

←←明るい      暗い→→

 

では具体的に実際の写真で比較していきましょう。↓↓↓↓


1/160 だと明るすぎて完全に白飛びしてますね…

1/4000 だと暗すぎです。前ボケも汚い色に見えますね…

 

個人的にはこれぐらいのシャッタースピードで撮った写真が好きですね。↓↓↓↓

⬇️1/640


お花の表情も分かるし、前ボケの色も綺麗です!

 

こんな具合にシャッタースピードを変えることによって写真の明るさが変わってきます。

 

例えば、1/4000の写真は暗すぎでしたよね。

でもどうしても1/4000で撮りたければ、他の設定(絞りやISO)を明るくして撮れば好みの明るさにすることができます。

 

こんな感じ。↓↓↓↓

⬇️SS…1/4000   F…1.8   ISO…400


ISOを上げて明るさを出しました。

 

しかし、今回のお花の撮影の場合、シャッタースピードを1/4000で撮る必要は全くありません。

だからやっぱり『SS…1/640   F…1.8   ISO…100』ぐらいが適正値でしょうね。

 

シャッタースピードを速くしなければいけないシチュエーションって??


いろんな撮影をしてくるとシャッタースピードを速くしなければいけないシチュエーションが必ず出てきます。

 

それは、

 

ズバリ、動きものです!

・スポーツをしてる人。

・ダンスをしてる人。

・電車や飛行機など。

これらを撮るときは、遅いシャッタースピードだと被写体がブレてしまいます。

そのため速いシャッタースピードが必要になります。

 

お花の撮影では、1/100以上の速さがあれば被写体ブレはほとんどないと思います。

(ただし、日差しの強い日中の撮影であれば、好みの明るさにするために1/4000まで速くすることもありますよ)

 

シャッタースピードを遅くしなければいけないシチュエーションって??


夜の撮影は少しでも明るくしたいので、できるだけシャッタースピードを遅くしたいところですね!

 

『じゃあ、夜景を撮るときはシャッタースピードをどんどん遅くすれば明るく撮れるってわけね!』

 

確かにその通りです。

しかし、今度は遅くしすぎると『手ブレ』が発生してきます。

 

試しにSS…1/2で撮ってみてください。

ブレブレの写真になっちゃいます。

コレがSS…1/2↓↓↓↓


 

手持ちの撮影ならば、1/60ぐらいまでに抑えた方がいいでしょう。

コレがSS…1/60(ISOで明るさを上げてます)↓↓↓↓


ピシッとして気持ちがいいですね!

 

2枚並べるとこんな感じ。↓↓↓↓


SS…1/2は、ネオンがブレてたり、窓枠もブレのせいでモヤっとしてますね。

 

1/60以下に設定する際はブレないように注意しましょう。

 

どうしても遅くしたいときは三脚を使いましょう!

三脚を使えば仮に何秒間もシャッターを開けててもブレません!

 

三脚があればこんな写真も可能です。↓↓↓↓

⬇️SS…4秒   F…8.0   ISO…200


SSを遅くすることによって、車のテールランプを帯状に撮ることができました。

 

 

 

シャッタースピード、どうやって設定するの?

 

いよいよ実際にカメラの設定を見ていきましょう!

 

まずはモードを『M』(マニュアルモード)にする必要があります。

 

ここでは一眼レフとミラーレスそれぞれで、

マニュアルモードの仕方と、シャッタースピードの変え方を説明していきます。

 

一眼レフの場合。

マニュアルモードの仕方。

写真のようにダイアルを『M』に合わせればOKです。

これは簡単ですね。


 

シャッタースピードの変え方。

⭕️のダイアルを回すとシャッタースピードが変わります。

 

このカメラの場合に数値が表示されてます。

(このカメラのシャッタースピードは、1/160ということですね)

 

ミラーレスの場合。

マニュアルモードの仕方。

通常の撮影画面から、『INFO』ボタンを何回か押すとこの画面になります。

左上の『M』になってればOKです!

なってなければそこを選択すると下の画面に切り替わります。

この画面で『M』を選択すればOKです。


 

シャッタースピードの変え方。

にシャッタースピードが表示されます。

を選択しダイアルを回すか、

タッチパネルの機種ならをタップすると直感的に変えられます。

(100と表示されてますが 1/100のことです)

 

 

シャッタースピードのまとめ!

シャッタースピードは…

・早くすると→→暗くなる!
・遅くすると→→明るくなる!
・動きもの→→速いシャッタースピードが必要!

暗くなり過ぎたなら ISO などで明るくする。

・遅くしすぎると→→手ブレに注意

1/60以下は要注意。

 

まとめるとこんな感じです。

シャッタースピードのイメージが少しは掴めましたか?

 

マニュアルモードで必要になってくるのが残り2つ。

『絞り』と『ISO』の知識です。

 

『②絞りのお話』はこちらの記事⤴️

『③ISOのお話』はこちらの記事⤴️

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