日本のお花といえば何と言っても『桜』ですね!
桜だけは、お花に興味がない人でも写真を撮ってSNSにアップする。
そんな不思議なお花です。
毎年春になるとたくさんの桜をSNSで見かけるようになります。
そんなたくさんの桜PICに埋もれてしまわないように、
スマホじゃ撮れない人の目を惹くような桜の写真を撮りましょう!
スマホじゃ撮れない桜の撮り方!
『そもそもスマホとデジカメの写真ってどう違うの?』
気になることはすぐに解決しましょう。
ってことでさっそく撮り比べ!
スマホ。↓↓↓↓
デジカメ。↓↓↓↓
一目瞭然ですね!同じ場所で撮ってもこれだけの違いがあります。
見ての通り、一番の違いは『背景ボケ』です!
デジカメの特徴は、背景を綺麗にボカせるということです。
夜桜も撮り比べてみましょう。
スマホ↓↓↓↓
デジカメ。↓↓↓↓
言うまでもなく全く違いますね!
それではさっそく
デジカメの特徴を生かした『スマホじゃ撮れない桜の撮り方』を紹介していきます!
背景をボカして桜を撮ろう!
背景ボケはデジカメの特徴の一つです!
背景ボケのメリットは、
①主役を際立たせることができる!
②汚い背景をごまかせる!
③立体感や奥行きを表現できる!
などが挙げられます。
いいことづくしですね!
『じゃあどうやったらボケは作れるの?』
背景のボカし方!
背景をボカすには2つのことを意識しましょう!
①主役にできるだけ近づく。
②絞りを開放にする。
①主役にできるだけ近づく!
主役にできるだけ近づくと、背景がギュッと凝縮されるのでボケやすくなります。
ピントが合うギリギリのところまで寄って撮影してみましょう!
また、ズームレンズなら、広角側ではなくズーム側で撮りましょう!
その方がより背景が圧縮されボケやすくなります。
②絞りを開放にする!
このブログの常連のあなたならもうお分かりですね。
よりボカす為には、絞りは開放!です!
絞りを開放にすることにより、ボケが大きくなります!
したがって絞りは無条件で『開放』でいいでしょう!
絞りの数値の見方を簡単に書いておきます。
開放←←←←← →→→→→絞る
1.8 2.0 3.5 ……… 10 16 22
こんな数値です。そのレンズの一番小さい数値が『開放』です。
開放値はレンズの性能なので、レンズによって数値が違ってきます。
一般的にズームレンズよりも単焦点レンズの方が、開放値が小さいのでよりボカすことができます。
①絞りは開放で決定ですね。
②ISOは昼間の撮影なら、ISO…100 でいいでしょう!
(日陰や夕方なら ISO…200)
③あとは好みの明るさになるように
シャッタースピードをくるくる回して調整していけばいいでしょう!
絞りについてはこちらの記事に詳しく書いてます。↓↓↓↓
前ボケも効果的に使いましょう!
(*これは桜ではなく『ベニスモモ』のお花です。撮り方は同じなので掲載してます。)
こんな『ふんわりやわらかフォト』はお花の特徴を引き立ててくれます!
可愛らしく撮りたいときに最適ですね!
このやわらかなピンクの大部分が『前ボケ』です。
ポイントは花と花の間から、奥にある主役のお花を狙います!
イメージはこんな感じ。(これはスマホ写真)↓↓↓↓
画面いっぱいにできるだけ前ボケを持ってきて、背景もできるだけお花で埋め尽くしましょう。
そうするとこんな写真になります。↓↓↓↓
これぞまさにスマホじゃ撮れないお花の写真ですね!
これならSNSでも目を惹く写真になるでしょう!
桜だとこんな感じになります。↓↓↓↓
前ボケのおかげで『ふんわりやわらかフォト』が出来上がりました!
『ふんわりやわらかフォト』の詳しい撮り方はこちらの記事。↓↓↓↓
桜 × 風景
夕日を浴びる桜!
桜は風景と一緒に撮っても絵になりますね!
少し引きの絵で『桜 × ◯◯』で撮影してみましょう!
桜 × 鳥居。↓↓↓↓
桜 × お城。↓↓↓↓
桜 × ビル。↓↓↓↓
桜 × 青空。↓↓↓↓
桜 × 夕日。↓↓↓↓
桜 × 夕日。↓↓↓↓
桜 × 夕日 × ビル。↓↓↓↓
桜 × 柳 × マジックアワー。↓↓↓↓
桜 × リフレクション。↓↓↓↓
桜 × ネモフィラ。↓↓↓↓
桜 × ネモフィラ。↓↓↓↓
桜 × 菜の花
桜 × 人
桜 × 川
いろんな『桜 × ◯◯』を撮ってみましょう!
夜桜の撮り方はこちらに詳しく書いてます。↓↓↓↓(あとで読んでね)
上級者向け番外編!
この章は【番外編】です。
『へー、こんな撮り方もあるんだ』って程度に流してもらって結構です。www
この2枚、ライトアップされたかのようで、なんとも言えない神秘的な雰囲気を醸し出しています。
花びらに美しいハイライトが入っており、そのため透明感が出て、表情のある桜のお花を表現しています。
これを撮ったのはもちろんごく普通の昼間です。
どうやって撮ったかというと、、、
答えは『ストロボ』です!
現場はこんな感じ。↓↓↓↓
外付けストロボを木の枝にうまく置き、遠隔で発光させてます。
斜め後ろからバックライト気味に発光させることにより、花びらに陰影と立体感が出て、神秘的な表情を作りました。
最後はトリミングで無駄な部分をカットしてます。
すごく高度なことをやってるように感じるかもしてませんが、実はポートレートでは当たり前にやってる技法です。
お花の撮影では自然光(環境光)で撮ることがほとんどですが、室内でのポートレートの場合、自らで光を作る必要があります。
そのため、ストロボを遠隔で1灯2灯と増やしながら好みの光を作って撮影しています。
その技法をお花に応用したということでした。
桜 写真館!
⬇️SS…1/640 F…1.8 ISO…100
⬇️SS…1/4000 F…1.8 ISO…100
⬇️SS…1/1600 F…1.8 ISO…100
⬇️SS…1/1600 F…1.8 ISO…100
⬇️SS…8 F…22 ISO…100
⬇️SS…1/100 F…6.3 ISO…200
⬇️SS…1/250 F…3.5 ISO…100
⬇️SS…1/100 F…6.3 ISO…200
⬇️SS…1/4000 F…2.0 ISO…50
⬇️SS…1/4000 F…2.0 ISO…50
⬇️SS…30 F…18 ISO…100
夜桜の撮り方はこちらに詳しく書いてます。↓↓↓↓
こちらの記事も桜の参考になります。↓↓↓↓(スマホじゃ撮れない梅の撮り方)
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