今回は紅葉の撮り方を紹介します!
今回も、
撮影で使用したカメラはキヤノンのミラーレス(EOS M)です!
コツさえ掴めばミラーレスで十分撮れますよ!
(*まだ色づき始めの頃に撮ったので、あまり染まってないのはご勘弁を…)
『紅葉の撮り方』3つのポイント!
この3点を意識して撮るだけで写真は見違えるほど変わってきますよ!
まずはじめに『ピクチャースタイル』を設定しよう!
まずはじめに一つだけカメラの設定を変えましょう!
なんて難しいことではありません。
『ピクチャースタイル』という設定があります。
それを『風景』に設定します。
そうすることにより、
色味がより鮮やかになりますよ!
濃いめの色ものを撮るときなどにオススメのピクチャースタイルです!
設定の仕方はこちら。↓↓↓↓
ミラーレスの場合。
⬆️撮影画面で『INFO』ボタンを何度か押すとこの画面になります。
矢印の『花びら』みたいなマークが『ピクチャースタイル』です。
(AはAUTOのこと)
ここを選択すると下の画面になります。↓↓↓↓
⬆️風景『L』を選択すれば完了です!
一眼レフの場合。
⬆️モデルによっては『ピクチャースタイル』のボタンがあります。
①の『花びらマーク』です。
これを押すとダイレクトにピクチャースタイルの選択画面になるので
風景の『L』を選択すれは完了です!
別のやり方↓↓↓↓
⬆️撮影画面で①の『INFO』ボタンを何度か押すとこの画面になります。
『花びらマーク』を選択して風景の『L』を選択すれば完了です!
①広角レンズで全体像を狙おう!
いつものお花の撮影と違って紅葉は言うなれば『木の撮影』です。
赤や黄色に色づいた『木』を撮るには引きの絵が肝心になります。
感覚としては風景写真を撮る感覚ですね!
したがって広角レンズをオススメします!
オススメレンズは?
広角で撮るときのオススメレンズは、
18mm前後がいいかと思います。
単焦点である必要はありません。
キットレンズに付いてる15-60mmあたりのズームレンズで全く問題ありません。
カメラの設定は?
いつも『絞りは開放で!』と呪文のように言い続けてますが、
あれはあくまで小さなお花を撮るときのお話です。
紅葉を広角で撮るときは『しかっり絞りましょう!』
絞りって何?って方はこちらの記事を参考にして下さい。↓↓↓↓
⬇️先ほどの写真。
SS…1/100 F…5.6 ISO…100(EF-M 18-55mm F3.5-5.6 IS STM)
『どうして絞った方がいいの??』
そもそも絞りを開放にするメリットは背景をボカす為です。
広角での風景写真は特にボカす必要がありません。
したがって、
『しっかり絞って』細部までボカさずに表現した方が迫力のある写真に仕上がります!
先ほど『単焦点である必要はありません』と書いたのは『F値が小さい必要はない』という理由からでした。
(ちなみに広角では開放にしてもあまりボケません…)
⬇️SS…1/100 F…6.3 ISO…100
(こちらは前回紹介したマクロレンズで撮ってます。EF-M 28mm F3.5 マクロ IS STM)
こんな具合にF5.6〜F7.1ぐらいまでしっかり絞っていいと思います。
それで暗くなればISOで少し明るくしましょう!
SSを遅くして明るくしてもいいのですが、遅くしすぎると手ブレの原因になります。
SSは遅くても1/60ぐいまでにしましょう。
今回はISOにゆとりがあるので、ISOで明るくした方がいいでしょう。
ISO400ぐらいまで上げればある程度明るさは保てると思います!
②アップの写真は単焦点レンズにおまかせ!
これはお花の撮影と同じです。
美しく紅葉したもみじを引き立てるために、背景をボカす撮り方です!
この場合は無条件で『絞りは開放』です!
そのためにもF値の小さい単焦点レンズがオススメということです!
オススメレンズは?
50mmあたりの単焦点レンズが一番使いやすいと思います。
ある程度寄れるし、構図も作りやすいです。
そして何よりもよくボケます!
カメラの設定は?
この場合は絞りから決定します。
先ほどの『全体像の撮り方』と違って、絞りを開放にしてるので、
SSが遅くなりすぎることはないと思います。
むしろ早めのSSが必要になるでしょう!
⬇️SS…1/2000 F…1.8 ISO…100(EF 50mm F1.8 STM)
背景の工夫。
紅葉の葉っぱを撮るときも、
お花と同様に背景にごだわりましょう!
今回は
『黒バック』
『グリーンバック』
『逆光バック』
この3つの背景を紹介します。
黒バック。
⬇️SS…1/4000 F…1.8 ISO…100(EF 50mm F1.8 STM)
神秘的な雰囲気を出せる『黒バック』は、
紅葉の赤をより引き立ててくれます。
撮り方は意外と簡単ですよ!
こうやって撮ってます。↓↓↓↓
狙う紅葉は◯、バックは□の暗い場所を選びます。
そして→の方向にカメラを向けて撮ればOKです!
『黒バック』をもっと詳しく知りたいって方は、
こちらの記事を参考にして下さい。↓↓↓↓
グリーンバック。
⬇️SS…1/500 F…1.8 ISO…200(EF 50mm F1.8 STM)
紅葉とグリーンとの相性は言うまでもないですね!
ナチュラルな感じで爽やかさが増します!
こんな感じで撮りました。↓↓↓↓
逆光バック。
⬇️SS…1/4000 F…1.8 ISO…100(EF 50mm F1.8 STM)
逆光はいろんな表現の仕方があります。
今回は、バックの光を飛ばし紅葉の透け感を出したかったので『絞りは開放』にしました。
これを絞って行くと、紅葉がシルエットになっていきます。
そんな表現もありだと思いますよ!
ピントはどこ?
絞りを開放で撮るときは、
ピントの合う場所が非常に狭いです。
一輪のお花を撮るならピントの位置は簡単ですね。
そう!お花です。
では、
たくさんあるもみじの葉っぱを撮るときは、どこにピントを合わせますか?
これは人それぞれのセンスなのですが、
僕はなるべく先端の葉っぱに合わせるようにしてます。
例えばこんな構図のとき。↓↓↓↓
先端は①の◯ですね!ここにピントを合わせたいところですが、
残念ながらこれは②の◯にピントが合ってます・・・
これだとなんだかイマイチな感じがします。
これならどうでしょう↓↓↓↓
バッチリ先端にピントが合ってますね!
手前が前ボケになってくれて、見てて気持ちのいい写真になってます!
『あなたは何を撮りたかったのか?』
ピントを合わせる位置によって、
あなたの撮りたかった意思をちゃんと写真に伝えることができます!
③『紅葉』×『和』の融合!
『あなたは紅葉をどこに撮りに行きますか?』
『神社仏閣』と答える方も多いのではないでしょうか?
それぐらい『紅葉』と『和』の相性はいいですね!
構図の中に意識して『和』を取り入れてみてください。
違和感なく溶け込んでくれ、
目を引く写真になること間違いないでしょう!
⬇️『紅葉』×『瓦屋根』
SS…1/200 F…7.1 ISO…400(EF-M 18-55mm F3.5-5.6 IS STM)
⬇️『紅葉』×『鳥居』
SS…1/160 F…5.6 ISO…200(EF 50mm F1.8 STM)
日本の秋は本当に美しいですね!
まとめ &『紅葉』写真館!
趣味の写真に正解はありません!
この3つのポイントを参考にあなたらしいアレンジを加えてください!
そしてこの記事があなたの撮りたい『紅葉』を見つけるヒントになってくれれば僕はとても嬉しいです!
それでは、紅葉写真館をご覧下さい。
⬇️SS…1/100 F…6.3 ISO…100(EF 50mm F1.8 STM)
⬇️SS…1/640 F…4.0 ISO…400(EF 50mm F1.8 STM)
⬇️SS…1/4000 F…1.8 ISO…100(EF 50mm F1.8 STM)
⬇️SS…1/640 F…7.1 ISO…400(EF 50mm F1.8 STM)
⬇️SS…1/200 F…5.6 ISO…100(おまけ写真。これは一眼レフ)
⬇️SS…1/250 F…2.8 ISO…100(おまけ写真。これは一眼レフ)
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