メルカリ・ヤフオクなど、個人でも物の販売ができる時代。
商品が売れるかどうかは、写真が大きな役割を担っています。
少しでも綺麗な写真で、商品をアピールできるように
物撮りに必要な機材とカメラの設定をお教えします!
物撮りのライティング!必要な機材とカメラの設定を教えます!
物撮りにもいろいろありますが、
今回はカバンをカタログの写真のように綺麗に撮る!
というところを目標にやっていきます。
イメージはこんな感じ。↓↓↓↓
ポイントは
①発色や質感をリアルに表現。
②細部まで確認できるようにボケを作らない。
この2点。
ちなみに【上級編】にしてますが、やってることは決して難しくはないです。
ただたくさんの機材が必要になるので【上級編】というカテゴリーにしてます。
今回は後編、カメラの設定を見ていきましょう。
【前編 必要な機材編】はこちら。↓↓↓↓
【後編】カメラの設定!
まずは簡易スタジオを作りましょう。
用意するのは、台と布。
今回はテレビ台と白い布を用意しました。
白い布は生地屋さんでメーター500円ぐらいで購入。
こんな感じにセッティングしていきます。↓↓↓↓
布のサイズは撮りたい物のサイズに合わせればOKです。
(これは人物撮影にも使えるように3mの長さがあります)
左右均等に光が当たるようにアンブレラを配置します。↓↓↓↓
真ん中に撮りたい物を置いて、↓↓↓↓
三脚を使って構図を決めましょう。↓↓↓↓
これで簡易スタジオの完成です!
さぁ、ここからがカメラの設定のお話です。
カタログのような商品撮影の場合、ボケは必要ありません。
したがってしっかり絞る必要があります。
ということで絞りから決めていくといいでしょう。
→→これだけ絞れば、カバンの奥行きでボケることはないでしょう。
続いてシャッタースピード。
今回のように、遠くの背景がなくストロボを使う際はシャッタースピードはあまり気にしなくても大丈夫です。
したがって、
→→1/200以上にするにはハイスピードシンクロの設定が必要になりますが、今回は必要ありません。
さて、ここからが具体的な明るさを決めていくところになります。
ストロボで明るさを作れるのでISOはできるだけ低めに設定しておきたいところです。
したがって、
そして、ストロボパワー(SP)で明るさを調整していくといいでしょう。
→→ブラックボックス状態になってるので、これぐらい強くて大丈夫です。
ちなみにホワイトバランス(WB)はオートでもOKですが、
よりリアルな色に近づける為にマニュアルで設定してます。
→→この設定も上位機種ならではの機能です。
最終的にこんな設定で撮りました。
SS…1/180 F…10 ISO…125 WB…6000K SP…1/2
カバンの奥行きの中でボケることもなく高画質な写真が撮れました。
また、白い布もかなり白く表現できたので、リアルな色合いが出せたと思います。
最後はフォトショップ で背景色をグレーやホワイトにし、影をつけて仕上げました。
ちなみにこのカバンは、
現在作製中のカメラバッグです!
こちらの記事で紹介してます。↓↓↓↓
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