今回は、オールドレンズを始めるまでの3ステップを紹介していきます。
①オールドレンズ、どれがオススメ?
②オールドレンズ、どこで買えるの?
③オールドレンズ、どうやって取りつけるの?
さぁ、さっそく見ていきましょう!
なぜ今更オールドレンズ?
そもそも、オールドレンズって何?
一言でいうと、フィルムカメラの時代のレンズのことだよ!
なぜ今更オールドレンズなの?
ずばり!おしゃれな写真が撮れるからだよ!
デジタルが主流になって、解像度カリカリの写真が求められている反面、
ふんわりして、レトロな色合いの写真が見直されてきています!
そんな流れで今、
写ルンですやフィルムカメラ、オールドレンスの人気が上がってきてるのです。
これが実際にオールドレンズで撮った写真。↓↓↓↓
白っぽい幕がかかったり、虹色の線が入ったり、
なんとなくレトロな感じがしますよね。
白っぽい幕のことを『フレア』と呼んだり、
虹色の線のことを『ゴースト』と呼んだりして、
これらがオールドレンズの特徴であり、醍醐味だったりします!
きっと若い人たちからするとこういうのが
『逆に新しくて、おしゃれ』なのだと思います。
『レトロ=おしゃれ』みたいな流れはファッション業界だけでなく、カメラの世界も同じですね!
オールドレンズの始め方!パーフェクトガイド!オールドレンズは3ステップで始めよう!
ではさっそく、オールドレンズを始めるまでの3ステップを紹介していきます。
①オールドレンズ、どれがオススメ?
②オールドレンズ、どこで買えるの?
③オールドレンズ、どうやって取りつけるの?
①オールドレンズ、どれがオススメ?
オールドレンズの入門レンズはズバリこれです!
『ASAHI PENTAX の スーパータクマー 55mm F1.8』
初めての1本は、この一択でいいと思います。
オススメの理由としては、
→→だいたい5,000円〜10,000円くらいで購入できます!
この『スーパータクマー 55mm F1.8』は、
1960年代にASAHI PENTAXから発売されたものです。
細分化すると、前期型・後期型などたくさんのバリエーションが存在します。
(ここら辺は、もっと詳しく説明しているサイトがたくさんあると思うのでこちらでは割愛します)
ちなみに僕が使ってるのは後期型です。
後期型はよく『アトムレンズ』と呼ばれたりしています。
このネーミングは、レンズ内に放射線物質(トリウム)を含む素材を使用していることに由来します。
もちろん今現在、人体には影響ないレベルだそうですが、
このレンズをオススメする以上触れておかなければいかないことなので一応触れておきました。
僕は全く気にしてませんが、
気になる方は前期型を探すといいでしょう。
ちなみに、似たようなレンズで
『SMC タクマー 55mm F1.8』というレンズがあります。
『スーパー』の代わりに『SMC』というアルファベットがついてますね。
これは全く別のレンズです。
このレンズは、『スーパータクマー 55mm F1.8』の後継モデルで
『SMC』とは、Super Multi Coatingの略です。
レンズのコーティングが良くなってます。
性能が上がったということは、
すなわち、フレアやゴーストが出にくい、
現代っぽいレンズにグレードアップされたということです。
したがって、
簡単にオールドレンズの描写を出したい方には、
スーパータクマー 55mm F1.8がオススメです!
また、2本目3本目のオールドレンズで、
オールドレンズの世界観を深めたい上級者の方は、
SMC タクマー 55mm F1.8 を選択すると表現の幅が広がってより楽しめると思います!
②オールドレンズ、どこで買えるの?
東京だと秋葉原などに行くと、
オールドカメラの専門店がたくさんあるみたいなのでショップ巡りをすれば、
スーパータクマー 55mm F1.8は比較的簡単に見つかるのではないでしょうか?
ちなみに僕は福岡なのでショップの数が少なく、
3件回りましたが運悪くどこも在庫切れでした…
そうなるとやはり、
ネットでの購入になってきます。
ここら辺で見つかると思います。
価格は、5,000円〜10,000円ぐらいです。
おおむね、価格とコンディションは比例してると思います。
5,000円以下のものはジャンク品の可能性もあるので要注意です。
10,000円以上のものは高すぎてもったいないかなぁとも思います。
ちなみに僕は、前後キャップ付きで約7,000円のものにしました。
外装の傷はあるものの、
レンズはカビやくもりも無くとても綺麗でしたよ!
ここから『スーパータクマー 55mm F1.8』を検索できるようにリンク貼っておきます。↓↓↓↓
『SMCタクマー』でも『スーパータクマー』として出品してるものもあるので要注意です。
(ヤフオクは特に注意です)
レンズを真っ正面から見たときにレンズのフチにそれぞれの名前がプリントされてるので、それで識別できます!
悪質なものは、
『SMC』の文字が見えない角度の写真を出して、
スーパータクマーと謳ってたりします。
そういったものはスルーしましょう!
いろんな個体をたくさん見ていくとだんだんと見極めができるようになってきますよ。
そんな中で価格とコンディションで納得のいくものを探していきましょう!
③オールドレンズ、どうやって取りつけるの?
オールドレンズのことが少し分かってきたけど、
私のデジカメにも取り付けられるの?
そのままでは付かないけど、
アダプターを介せばだいたいのカメラに取り付けできるよ!
今回紹介した『スーパータクマー 55mm F1.8』は、
M42と呼ばれるマウントです。
これはオールドレンズによく使われてたマウントで、
レンズのお尻部分がねじ込み(スクリュー)になってて、クルクル回して取り付けるタイプです。
M42スクリューマウント。↓↓↓↓
当然そのままでは今のデジカメには付きません。。。
しかし、M42マウントはオールドレンズの中でも割と一般的なマウントなので、
いろんなカメラに取り付けられるようにアダプターが販売されてます。
例えば、
キヤノンのEOS Kissならば、
『M42→EFマウント』に変換するアダプターがあります。
こんなやつ。↓↓↓↓
だいたい2,000円前後です。
各メーカーの純正品は出てないので、社外品で対応する形になります。
オススメは、K&F Conceptです!
アダプターといえば、K&F Concept!といっても過言ではないでしょう!
物もしっかりしていて信頼できるメーカーです。
少しだけ紹介しておきます。
キヤノンのEFマウント用。↓↓↓↓
キヤノンEF-M(ミラーレス)用。↓↓↓↓
『M42/自分のカメラのマウント名/アダプター』などで検索すると出てきますよ!
これで今のデジカメにオールドレンズを取り付けることができました。
ちなみに、
キヤノンのEOS(一眼レフ)とEOS-M(ミラーレス)を持ってる場合、
↑↑これを買っておけばミラーレスにも取り付けが可能です。
(*ただし『EOS-Mマウントアダプター』が必要!)
EOS-Mマウントアダプターを介して、EOS-Mに装着!
これで撮影可能です!
最後に…
オールドレンズは、マニュアルフォーカスのみです。
オートフォーカスが使えません。
ピント合わせは全て手動なので、動体を撮るのは非常に難しいです。
あなたはオールドレンズで何を撮りたいですか?
オールドレンズに手を出す前に、撮りたいものを今一度考えて見ましょう!
そして、問題なければぜひこちらの世界に足を踏み入れてはいかがですか!
今までとはまた違った表現ができて楽しいですよ!
このオールドレンズの作例はこちらの記事。↓↓↓↓
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