目の前にあるお花をどう撮るか?
これは永遠のテーマでもあり、一番の醍醐味でもあります!
写真をやる上で迷うとこでもあり、楽しいとこでもありますね!
今回は、実際の現場でどういう風に撮るとお花の魅力を引き出すことができるかを紹介していきます!
お花の魅力を引き出そう!

早速ですがこの写真↑↑↑↑あなたは、どんな印象を受けましたか?
『お花畑に咲き誇るチューリップがカラフルで可愛い!』
そんな印象ではないでしょうか??
実際、これを撮ったのはこんな場所です。↓↓↓↓

実はチューリップは植えられたばかりで、ほとんどが蕾…
まだ2部咲きといったところでしょうか?
さぁ、ここからがあなたの想像力の見せどころです!
2部咲きのチューリップと満開のビオラ……
どうやって撮りますか?
こんな構図で撮ってみました。↓↓↓↓

ポイントは2つ!
①カメラは地面すれすれのローアングル!
②チューリップは垂直に!
こうやって撮ったのが先ほどのこの写真。↓↓↓↓

上から見るとまばらなチューリップも、ローアングルからだと天に向かって咲き誇ってるように見えますね!
さらにビオラの前ボケのおかげで、カラフルで元気なチューリップを演出することができました!
春らしい一枚ですね!
このように、想像力一つで写真は変わります!
あなたの想像力で写真は変わる!

例えばこの場所。↑↑↑↑
『ベニスモモ』のお花だそうです。
ベニスモモの特徴は、
①桜よりもひと回り小ぶり。
②密集して咲いている。
③白に近い薄ピンクのお花。
あなたは、どんな想像力が湧いてきましたか…?
僕はこんな風に撮りました。↓↓↓↓

ふわふわピンクに包まれたベニスモモが1輪。
ふんわり可愛らしいですね!
ピンクのふわふわは、前ボケと背景ボケです。
こんな感じで撮ってます。(これはケータイ写真)↓↓↓↓

これはあくまでもイメージですが、お花とお花のほんの少しの隙間から奥のお花を狙ってます。
ポイントはできるだけ画面全体に、お花のボケを入れること!
(レンズの真ん前にお花を持ってくると前ボケを作りやすくなります。背景にもできるだけピンクが入るような構図を探しましょう)
そうすることにより、ピンクのふわふわが出来上がりました!↓↓↓↓

この場所だとどう撮りますか?↓↓↓↓

日陰の茂みにツルニチニチソウがひっそりと咲いてました!
ここが撮りやすそうですね。↓↓↓↓

こんな感じに撮りました。↓↓↓↓


パープルの前ボケから覗くツルニチニチソウが素敵ですね!
カメラの向け方はこんな感じです。↓↓↓↓

手前のお花を前ボケに使って、奥のお花を主役にする。
もうこのブログの中では定番の撮り方ですね!
これで、この場所を選んだ理由にも納得できましたか?
前ボケの撮り方はこちらの記事に詳しく書いてます。↓↓↓↓

この写真、実はここで撮りました。
一見素敵に見える写真も、実はごく普通の場所で撮ってたりするものです。
何気ないこんな場所に『真紅の椿』が2輪、ポツリと咲いてるのを見つけました。↓↓↓↓

いろんな角度から試しながら撮ってみましょう。↓↓↓↓

①番から撮ると…↓↓↓↓

角度がつくので、奥の椿がうまくボケてくれて綺麗ですね。
②番から撮ると…↓↓↓↓

うまいこと両方にピントが合いました。
背景ボケがあまりないので、その分、前ボケを少し入れてアクセントにしています。
こちらは『アーモンドのお花』です。珍しいですね。↓↓↓↓


どちらも背景ボケが美しくて、アーモンドのお花がよく引き立ってますね!
実は、撮ったのはココ↓↓↓↓

お世辞にも満開とは言えない状況で、ポツポツと寂しく咲いてます。
こんな環境でも切り取り方ひとつで写真は変わります!

①番はシックな感じに。↓↓↓↓

②番はグリーンバックで。↓↓↓↓

背景が変わると雰囲気も変わりますね!
お花さえ綺麗に咲いていれば、写真は撮れます!www
こちらは梅のお花。↓↓↓↓

前ボケがあることによって『主役のお花』がはっきりしてます!
しかし普通に撮るとこんな感じです。↓↓↓↓

色合いは綺麗ですが、主役がいまいちはっきりしませんね…
こんな感じに思いっきり角度をつけて撮ってみましょう。↓↓↓↓

すると先ほどのこの写真のようになるのです。↓↓↓↓

『あなたの想像力で写真は変わる!』
目の前のお花をいかに魅力的に撮るか。
それは『あなたの想像力』次第です!
このブログの撮り方が全てではありませんが、
ほんの少しでも、あなたの想像力の手助けになれば幸いです!
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『この写真、実はここで撮りました』シリーズvol.1 vol.2 はこちらです!


今回のレンズ!
今回使ったレンズは全てこちら!
キヤノン EF 50mm F1.8 STM
お花の撮影には最高ですよ!



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