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【初級編】どうやったら空は青く撮れる?青空バックのお花の撮り方!テーマは『爽やか&元気溢れる写真』

お花の撮り方

どうやったら空は青く撮れる?青空バックのお花の撮り方!


『空がなかなか青くならないんです…』

 

そんなあなたの為に

今回は『青空バック』の撮り方を紹介していきます!

 

お花の背景を青空にして

『爽やかで元気が溢れる写真』を撮りましょう!

 

空を青くするポイントはこの2つ!

①太陽を入れない!

②設定は少し暗め!

さっそく、次の章から詳しく解説していきます!

 



 

空を青くする2つのポイント!


 

①太陽を入れない!

当たり前ですが、太陽の周辺はとても強い光があります。

明るいところを写真で撮ろうとすると、どうしても白飛びしてしまいます。

 

したがって、

太陽周辺の空は白く写ります!

 

こんな感じ。↓↓↓↓


 

もちろんお花を無視して、空に露出を合わせることもできます。

 

しかしそうすると、

お花は真っ暗…

 

いわゆる逆光で、シルエットになっちゃいます。↓↓↓↓


まぁ、これはこれで一つの表現方法ではありますけどね。

 

ポートレートだとこんなシルエットもカッコいいです。↓↓↓↓


 

しかし、お花の表情を見せながらの青空バックであれば、

逆光はNGと覚えておきましょう!

 

一番撮りやすい環境は『順光』です。

いわゆる逆光の反対ですね。

 

太陽に背を向けて写真を撮ると『順光』になります。

 

そうすると空の青さが際立ち、なおかつお花の表情も明るく撮ることができます!

 

これが順光で撮った写真。↓↓↓↓


爽やかな青空バックのおかげで、黄色いチューリップの可愛らしさがより引き立ってますね!

 

 

 

 


②設定は少し暗め!

空の青さを出すには、一言でいうと、

白飛びさせない!

ということです。

 

白飛び=露出オーバー(明るい)

ということなので、

 

少し暗めにすると、青さが増していきます。

 

例えばこんな設定で撮った時。

いつもの手順通り、

・絞りは開放(F1.8)

・ISOは100

・シャッタースピードで明るさを調整

 

↓↓↓↓ SS…1/2500   F…1.8   ISO…100


SS…1/2500で、少し柔らかな空の色が出ました。

 

もっと青さを出したいのでもう少し暗くしてみます。

シャッタースピードを速くして暗くしました。

 

↓↓↓↓SS…1/4000  F…1.8   ISO…100


SS…1/4000 青さが増しましたね。

 

比較するとこんな感じ。↓↓↓↓


これは、どちらが正解というものではありません。

 

やわらかく表現したいのか?

しっかりと青を出したいのか?

 

あなたの撮りたいイメージがどこにあるのか?

それによって露出を決めてOKです!

 

『あなたの撮りたいイメージを形にする!』

これがマニュアル設定の醍醐味ですから!

 

絞って撮ってみよう!

ちなみに、雲一つない空の場合は、特に背景をボカす必要はありません。

したがって、絞って撮影するのもありです。

 

絞るだけだと暗くなりすぎるので、

その代わりシャッタースピードを遅くして明るさをキープします。

 

絞りをF8.0ぐらいに設定して、

シャッタースピードで明るさを調整してみましょう!

 

こんな設定。↓↓↓↓

↓↓↓↓SS…1/160  F…8.0  ISO…100


先ほどのF1.8の写真とほぼ似たような写真になりました。

 

比較するとこんな感じ。↓↓↓↓


雲のボケ方が若干違いますね。

F1.8の方が、少しふんわりやわらかな印象になってます。

 

ここら辺もあなたの好みで撮り分けていいと思います!

 

しかし当然ですが、ピントの領域は、絞った時の方が広くなります。


F8.0の方が花びらの先までしっかりピントが合って、解像度が高いですね。

よりシャープな絵を求めるならば、絞って撮るのもありかもしれません!

 

 

 

ホワイトバランスは変えるべき??


『ホワイトバランスって何?』

って方はこちらの記事を参考にして下さい。↓↓↓↓

【中級編】ホワイトバランスって何?実例を使って、設定方法からオススメまで分かりやすく解説します!
『ホワイトバランスって聞いたこたおはあるけど、触った事がない...』そんな方の為に、ホワイトバランスの設定方法から、オススメのホワイトバランスまで初心者にも分かりやすく解説します。実際に撮った写真を見ながら直感的に楽しく理解しましょう。

 

結果から言うと『オート』もしくは『太陽光』でいいと思います。

 

青さを強調しようとすると、ホワイトバランスは、

『④の白熱電球』↓↓↓↓


『⑤の白色蛍光灯』↓↓↓↓


なのですが、

見ての通り、不自然な青さになってしまいます。

 

お花で試してみると、、、

『白熱電球』↓↓↓↓


 

『白色蛍光灯』↓↓↓


アートな雰囲気を出すならこういうのもありですね!

しかし、

『爽やかで元気溢れる写真』という今回のイメージとはちょっと違います。

 

ホワイトバランス『太陽光』で撮ってみると。↓↓↓↓



まさにイメージ通りですね!

爽やかで元気溢れる写真に仕上がりました!

 

したがってホワイトバランスは『オート』もしくは『太陽光』でいいと思います。

 

 

 

『青空バック』のお花の撮り方 まとめ!

・太陽を入れない!

→→太陽が入ると白飛びします。

 

・設定は少し暗め!

→→暗くするほど青さが増します。

 

・ホワイトバランスは太陽光!

→→自然な空の青さになります。

 

チューリップやひまわり、またコスモスなんかも青空バックがよく似合いますよね!

青空バックで『爽やか&元気溢れるお花の写真』を撮ってみて下さい。

気分まで晴れやかになりますよ!

 

 

 

今回使った機材!

この記事内の写真は全てこの機材で撮ってます!

(*一部撮り方のサンプルなどはスマホ写真です)

 

カメラ…キヤノンEOS-M(生産終了モデル)

後継機はこちら

EOS-M100

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レンズ…EF 50mm F1.8 STM

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『青空バック』お花写真館!

↓↓↓↓ SS…1/2500   F…1.8   ISO…100   WB…太陽光


 

↓↓↓↓ SS…1/4000   F…1.8   ISO…100   WB…太陽光


 

↓↓↓↓ SS…1/4000   F…1.8   ISO…100   WB…太陽光


 

↓↓↓↓ SS…1/4000   F…1.8   ISO…100


 

↓↓↓↓ SS…1/4000   F…1.8   ISO…100


 

↓↓↓↓ SS…1/800   F…1.8   ISO…100


 

↓↓↓↓ SS…1/1250   F…1.8   ISO…100


 

↓↓↓↓ SS…1/4000   F…1.8   ISO…100


 

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