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【中級編】ホワイトバランスって何?実例を使って、設定方法からオススメまで分かりやすく解説します!

お花の撮り方

カメラを始めると『ホワイトバランス』って言葉をよく耳にすると思います。

 

『ホワイトバランスって何?』

『そもそもお花の撮影に必要なの?』

 

今回はその疑問を解決していきましょう!

『ホワイトバランス』って何??

ホワイトバランスとは、ひと言でいうと白いものを白く撮るためにカメラを設定する機能です。『WB』と略されます。

 

人間の目は先入観でものを見るので、例えばコピー用紙を見たときに『白』と識別できます。

しかし、カメラにその先入観はありませんので、その時の環境光によって青っぽく写ったり、黄色っぽく写ったりしてしまいます。

 

それを解消するために、ホワイトバランスを変えて白いものがちゃんと『白』になるように設定できるようになってます。

 

初期設定は『AWB』(オートホワイトバランス)に設定されており、基本的にはそれで問題ありません。

 

 

『ホワイトバランス』の設定方法!

⬇️撮影画面から『INFO』ボタンを何回か押すとこの画面になるので、『AWB』(オートホワイトバランス)を押して次の画面へ進みます。


⬇️次の画面がこれ。『日陰』や、

 


⬇️『くもり』を選択すればOKです。

 

 

 

 

 

 

じゃあ『ホワイトバランス』っていつ使うの??

例えば、商業カメラマンでリアルな色合いを要求される商品撮影などで使われてるのではないでしょうか。

 

『そんな撮影しないよ!』って声が聞こえてきそうですね。www

 

でも、

我々素人カメラマンでも意外と使える機能なんですよ!

 

『ホワイトバランス=隠し味!』

 

例えば、夕日を撮るときにもっと焼けさせたい!

とか、

青空をもっと綺麗に表現したい!

とか、、、

 

そんなひと味加えたいときに

ホワイトバランスを設定することにより、色合いを変えることができます。

 

言葉でうんぬん言うよりも、実際に見ていきましょう!

その方が直感的に理解できると思います。

 

 

 

『ホワイトバランス』でこう変わる!

さっそく写真で具体的に見ていきましょう!

 

⬇️ホワイトバランス…①太陽光


 

⬇️ホワイトバランス…②日陰


 

⬇️ホワイトバランス…③くもり


 

⬇️ホワイトバランス…④白熱電球


 

⬇️ホワイトバランス…⑤白色蛍光灯


 

⬇️ホワイトバランス…⑥ストロボ


全て同じ条件で撮影しWBのみを変えてます。(CANON EOS M / EF M 28mm F3.5 マクロ IS STM  SS…800  F…5.0  ISO…100)

 

 

並べて比較するとこんな感じ。↓↓↓↓


 

拡大してみましょう。↓↓↓↓


 

①の『太陽光』は空の青さが出ますね!

②の『日陰』は夕方っぽくする時に使えそう!

④の『白熱電球』は少し強すぎるかなぁ?

⑤の『白色蛍光灯』はクールに表現したい時に使えそう!

そんな感じのイメージが湧いてくればOKです。

 

 

 

お花にオススメの『ホワイトバランス』はこの2つ!

『実際お花の撮影に使えるの?』

 

答えは『YES』です!

 

お花の撮影にオススメのホワイトバランスを2つ紹介します。

・『日陰』
・『白熱蛍光灯』

お花の撮影では、この2つを押さえておけば大丈夫!

 

ここでも直感的に写真で見ていきましょう!

 

⬇️『日陰』(SS…160  F…3.5  ISO…400 以下全て同じ設定)


 

⬇️『白熱蛍光灯』


 

⬇️『日陰』


 

⬇️『白熱蛍光灯』


 

⬇️『日陰』


 

⬇️『白熱蛍光灯』

 


 

⬇️左が『日陰』     ⬇️右が『白熱蛍光灯』


 

『日陰』は、夕日に包まれたように、暖かく優しい雰囲気になりますね。

『白熱蛍光灯』は、森の中にいるような神秘的でクールな雰囲気ですね。

 

正解はありませんので、どちらが好みかは人それぞれです。

あなたはどちらの雰囲気が好みでしたか?

 

 

 

まとめ。ホワイトバランスは隠し味!

ホワイトバランスは毎回変える必要はありません。

基本は『AWB』(オートホワイトバランス)でOKだと思います。

 

じゃあいつ使うか??

 

撮ってて、

『何かもうひと味スパイスが欲しい』

そんな時にホワイトバランスを変えてみるといいと思います。

 

『ホワイトバランス=隠し味!』

そんなとこですかね!www

 

 

最後にワンポイントアドバイスです!

撮影後は必ず『AWB』に戻しておきましょう。次回の撮影のときに大変なことになりますよ。

 

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