素朴な疑問を解決するコーナー!
フルサイズとAPS-Cで写る大きさが違うという事は、このブログでも何度か紹介してきましたが、
今回は、
『フルサイズとAPS-Cでレンズの最短撮影距離が変わるのか?』を検証していきます!
【素朴な疑問を検証!】フルサイズとAPS-Cでレンズの最短撮影距離は変わるのか?
まず始める前に『レンズの最短撮影距離』のおさらいをしておきましょう。

最短撮影距離とは、
被写体にピントを合わせることができる最も短い距離のことです。
その距離は、被写体からカメラのセンサーまでの距離で測ります。
(*被写体からレンズまでの距離ではありません。被写体からレンズまでの距離はワーキングディスタンスと呼ばれています)
ちなみにカメラのセンサーの位置にはこのマークが入ってます。

これでセンサーの位置は分かりますね!
今回の検証に使用するレンズはこちら。
EF 50mm F1.8 STM ↓↓↓↓
レンズの最短撮影距離は35cm!
果たしてこの距離は、フルサイズでもAPS-Cでも変わらないのでしょうか?
検証スタート!
①フルサイズ!

まずは35cmからスタート。↓↓↓↓

綺麗にピントが合いました。↓↓↓↓

生地の質感まで綺麗に写ってます!
今度はカメラを少し前に移動します。↓↓↓↓

センサー位置が35cmをほんの5mmぐらい切りました。
なんとこれだけでシャッターが切れません。
ピントが合わなかったという事です。
フルサイズでは、
カタログのスペック通り最短撮影距離はジャスト35cmでした。
②続いてAPS-C!

このカメラのセンサー位置はココ。↓↓↓↓

だいたいカメラの厚みの真ん中ぐらいですね。
同じく35cmからスタート。↓↓↓↓

問題ないですね。
バッチリピントが合います。↓↓↓↓

織りネームの縫い目まで確認できますね!
ここからカメラを少し前に移動。↓↓↓↓

ほんの5mmほど前に…
たったこれだけで、こちらもピントが合いません。
つまりこちらも、
最短撮影距離は35cmという事です。
結果!
という事が分かりました。
ちなみに同じ35cmから撮った写真を比べてみると…
・フルサイズ。↓↓↓↓

・APS-C。↓↓↓↓

同じ50mmのレンズでも、
APS-Cの方が大きく写ってるのが分かりますね。
この違いはこちらの記事で詳しく撮り比べしてます。↓↓↓↓
ぜひ参考にして下さい!





コメント
いつも読ませてもらってます( ¨̮ )
細かいとこ申し訳ないのですが、
最短撮影距離とは、被写体にピントを合わせることが出来る、センサーと被写体の最短の距離な気がします。
間違ってはいないのですが、少しだけ説明が足りないかと(;_;)
r様
コメントありがとうございます。
確かにおっしゃる通りですね。
何の距離かが明確ではなかったです…
早速、加筆させていただきます。
ご指摘ありがとうございました!