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『ISOって上げちゃダメなの?』ISOはどこまで上げていいのか、ISO…100〜12800まで撮り比べました!

カメラの設定

ISOを上げたら画質が悪くなるって聞いたけど本当なの?

内確かに、ISOを上げたら画質が低下するのは本当だよ。

じゃあ、ISOは上げない方がいいのね。

それが一概にそうとも言えないよ。まずは画質がどれくらい落ちるのかを理解しておくといいよ!

ということで今回は、

ISOを上げることによって画質がどのように変わるのかを実際に撮り比べていきます。

『ISOって上げちゃダメなの?』ISOはどこまで上げていいのか、ISO…100〜12800まで撮り比べました!

さぁ、さっそく撮り比べましょう!

今回の撮り比べはこんな感じ。


①ISOは、100・1600・3200・6400・12800の5パターン。

②絞りは全てF8.0に固定する。

③シャッタースピードを変えて明るさを均等に保つ。(SSが変わっても画質に影響を与えません)

④カメラは、キヤノンEOS M。(三脚に固定)

⑤レンズは、キットレンズの18-55mm。

 

 

ではさっそく!

まずは一枚ずつ見ていきましょう。

ISO…100 ↓↓↓↓


 

ISO…1600 ↓↓↓↓


 

ISO…3200 ↓↓↓↓


 

ISO…6400 ↓↓↓↓


 

ISO…12800 ↓↓↓↓


 

違いが分かりましたか?

たぶんサッと流して見た程度だと同じ写真に見えたのではないでしょうか?

 

では、拡大して比較していきましょう。↓↓↓↓

(PCで見ると違いがよく分かりますよ)


①マグカップのなめらかさと光沢が全く違います!

ISOが低い方が陶器の質感が綺麗に出ています。

②シャドウ部分のノイズが全く違います!

ISOが上がると、背景(PCのシルバー部分)の影にノイズが多く見られます。

 

別の箇所。↓↓↓↓


①ネジ周りの木目の解像度がかなり違います!

12800まで上がると木目の凹凸はほぼ分かりませんね。

②テーブル表面のザラつきも全く違います!

③文字もISOが低い方がはっきりしてますね!

 

別の箇所。↓↓↓↓


ハイライト部分を見てみましょう。

 

カレンダーの白い部分を見てみると、

思ったほどの違いが出てませんでした。

 

シャドウ部分に比べるとハイライト部分の方が、

若干ノイズが目立ちにくいのかもしれません。

 

比較用にあと2枚貼っておきます。↓↓↓↓


 

 


 

このように、拡大して見てみると、画質の低下は明らかに確認できました。

 

また、ISOを上げることによる画質の低下は、カメラによって違ってきます。

また、気になる度合いも人それぞれです。

 

したがって大切になってくるのは、

あなたのカメラでISOを上げたときに、

どこまでが許容範囲かを理解しておくことです!

 

ちなみに僕は、SNSに上げたりする写真であれば、ISO…6400まで平気で上げます。

 

また、最近のカメラは昔のカメラに比べると

随分と性能がよくなってきました。

ノイズも以前ほど気にならなくなってきてるはずです!

 

 

 

ISOを上げた方がいい写真になることも!

『ISOは上げたらダメ!』

そう習った人がとても多いです。

しかし、一概にそうとも言えないのがISOです!

 

ISOを上げた方がいい写真になることも多々あります!

 

そんな例を2つ紹介しましょう!

①室内や夜景撮影!

②ISOを上げたからこそ撮れる写真もある!

 

 

①室内や夜景撮影!

室内や、夜景の撮影は、

暗い写真よりも明るい写真!の方が綺麗に見えたりします。

 

まずはこの2枚の写真を見て下さい。

ISO…1600 ↓↓↓↓


 

ISO…3200 ↓↓↓↓


どちらの写真がお好きですか?

 

好みはあるかと思いますが、

下の写真の方が、

明るいので、華やかさと透明感があります。

 

続いて夜景。

ISO…1600 ↓↓↓↓


夜景の美しさが全く伝わらない写真になってます。

ISOを1600→6400に上げてみましょう。

 

ISO…6400 ↓↓↓↓


夜景でもやはり明るい方が綺麗な写真に見えますね!

若干、空にノイズが出てきてますが、

暗くて何も写ってないよりかはこれくらい明るい写真の方がいいですね!

怖がることなくISOを上げて明るさを出した方がいいでしょう!

 

意図してアンダーな写真を撮るなら別ですが、そうでないならば、

暗い写真よりも明るい写真!

これが一般的に綺麗に見える写真のポイントです!

 

 

②ISOを上げたからこそ撮れる写真もある!

夜に着陸直前の飛行機を流し撮りで撮った写真。

ISO…6400 ↓↓↓↓


ノイズを気にして低いISOで撮ろうとしても絶対に撮れなかった1枚です。(これだけEOS 6Dにて撮影)

 

ライブ終了後の薄暗いミュージックバーでの1枚。

ISO…12800 ↓↓↓↓


ここは相当暗い場所でした。

さすがに若干ザラついた感じがありますが、

ISO…3200とかでは話にならないほど暗い写真しか撮れません。

これもISOを上げたからこそ撮れた写真ですね!

 

ノイズを気にしてたらそもそも撮れてなかった写真もあるということが分かっていただけたと思います。

こういった場面では、怖がることなく思いきってISOを上げてみましょう!

 

 

まとめ!結局どこまで上げていいの?

特大ポスターを作るのなら限りなくISO…100に近い方がいいでしょう!

(三脚を使ってスローシャッターにするなどの工夫をすれば明るさはキープできます)

 

ただし、

SNSに上げる写真であればあまり気にする必要はないと思います。

 

僕はISO…6400まではガンガン使うし、

その場の環境次第ではISO…12800も使います。

 

ただ、これは僕の感覚です。

この感覚は人それぞれ違います。

 

まずは、あなたのカメラのノイズを理解しましょう!

そして、あなたの中での許容範囲を決めておくとよいでしょう!

 

こういう基準があると、

撮影時に迷いが少なく集中できると思いますよ!

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